デジタルカメラとフィルムカメラの違い


これまでのカメラは「フィルムに光を焼付け、その像を印画紙に
プリントする」ことで1枚の写真になっていました。
これらのカメラを「フィルムカメラ」と呼びます。



その技術は古く、江戸時代末期には日本に伝来されていたと言われています。
撮影方法としては非常に簡単で、今でこそ高機能なカメラが数多く
ありますが、「感光材料(フィルムなど)」となるものと、
簡単な工作などで用意した暗室さえあれば、針で通した穴からでも撮影が
出来ます(これをピンホールカメラと言い、今でも愛好者が多くいます。)
多くのフィルムカメラは、この「光を集める→感光材料に焼き付ける」と言う
プロセスをレンズとシャッターで簡略化させ、機能的にしたもののことを言います。



対してデジタルカメラは、撮影の基本理論自体はフィルムカメラと
同じですが、焼き付ける対象がフィルムではなく、デジタルデータ
として撮影素子が用いられています。記録は全てメモリーカード
などに保存され、パソコンなどから撮影データを読み込ませることが出来ます。



フィルムカメラは使用するフィルムの種類によって写真の風合いを
変えることが出来ますが、デジタルカメラの場合はデジタルカメラ本体の性能と、
オプションなどによる設定によって変えることができます。


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