一度は撮ってみたい!打ち上げ花火撮影のコツ


デジタルカメラの苦手な機能として「多重露光」と呼ばれる技術があります。
「多重露光」と言うのは、フィルムカメラの場合、一枚のフィルムに
何度も光を焼付け、様々な撮像が重なって見えるような処理をする
撮影方法です。
デジタルカメラでは一枚撮影すると、その画像は自動でメモリー
カードに保存されてしまうため、多重露光が出来ないようになっています。



しかし、デジタルカメラでもちょっとしたコツで「多重露光」を
再現する方法があります。この方法を応用すれば、デジタル一眼
レフでも綺麗な花火を撮影することができます。

必要な物は「三脚やリモコン、絞りやシャッター速度の知識」と、
夜間撮影の方法と同じですが、それ+で真っ黒な紙(真っ黒で平面
であればなんでも構いません)を用意します。

花火が打ちあがったときにバルブ開放でまず撮影を開始します。
打ちあがっている間はそのまま撮影しますが、次の花火の準備中で
花火が上がってない状態のときは真っ黒な紙をレンズ直面に被せ、
レンズには光が入らないようにします。



そしてまた花火が打ちあがったら黒い紙を外し、撮影を再開して
ください。その後、光の量的に十分集まったと思ったらシャッター
ボタンを離し、撮影終了。

上手に行けば、何発もの花火が1枚の写真として写ります。
この場合も、ISOを上げたり、フラッシュを使ったり、周囲に余計な光
などがあると失敗しやすいので注意しましょう。


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