被写界深度を知って思い通りの撮影をしよう!


特にデジタル一眼レフを使う際は気にしておきたい指標のひとつと
して「被写界深度」というものがあります。

よく植物の写真なんかである「花だけにピントが合い、それ以外の
周囲の全てがぼやけている」ような物が分かりやすいかと思われます。



「被写界深度」とは「ピントの合っている範囲の広さ」のことで、
ピントのあっている部分が狭ければ狭いほど「被写界深度は深い」
と言う事になり、周囲全体のピントが合っている状態を「被写界深
度が浅い」と言います。

カメラの撮影オプションで「人」「山」「花」などのイラストが
ついているダイヤルを見たことがある方も多いのではないかと思います。



あれは「人」の場合は通常の被写界、「山」であれば全景にピントが
合うように被写界が浅く、「花」は植物だけにピントが合うように
被写界が深く設定されています。

逆にこれらを使いこなせば、ピントの調整はスムーズになるため、
狙い通りの写真を撮りやすくなります。


<カメラと光の密接な関係 ISO感度を知れば夜間撮影も怖くない?>


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