撮影した写真をパソコンに転送するとびっくりするくらい大きいのはなんで?


デジタルカメラで撮影した写真や、自分で写真をプリントしたい
場合に覚えておきたいのが「画像解像度」についてです。

デジタルカメラで撮影した写真をパソコンに取り込むとびっくり
するくらい大きかった と言う経験のある方も多いかと思われます。
これはパソコンに取り込んだ際、モニタに表示できる画像解像度が
72dpiであるためです。



これは1インチに72画素が含まれていると言う意味です。1インチは
2.54センチですので、2.54センチの中に72画素ずつ描写されている
と言う計算になります。
高画素のデジタルカメラ写真をパソコンに取り込んで表示させると
無茶苦茶な大きさになっているのは、例えば1000万画素であれば、
1インチ=2.54センチの中に72画素ずつ表示されているため1000万
画素分全部表示させると、パソコン内では横幅1.3メートル程度に
なります。



一般印刷物の標準画像解像度は300〜350dpi。これはモニタで表示
する約5倍の数字で、2.54センチ内に入る画素数も5倍になることから、
画像の大きさは5分の1になります(パソコンでは最大96dpi以上の
表示ができないため、パソコンでの見た目は変わりません)



ちょっと小難しい話になりますが、自分でプリントをする際、
画像解像度を選べるようであれば解像度350にすると画像が割れたり
ザラついたりするようなことはなくなります。
写真屋に持っていった場合は自動で解像度を調整してプリントアウト
しているため、特に考える必要はありません。


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